Ventana al Teatro Latinoamericano
2008年10月27日~11月11日
Teatro la Candelaria 来日概要


2008年11月の2週間、南米コロンビアの劇団「ラ・カンデラリア」(Teatro La Candelaria)の演出家と俳優が日本演出者協会の招きで来日した。「ラ・カンデラリア」は1970年代に始まる南米の「グループ演劇運動」を率いた集団である。
劇団代表サンティアゴ・ガルシアは、演出家、俳優として舞台に関わる一方で、演劇理論家として多くの著作を世に出し、南米の「集団創作」の技法について語ってきた。ガルシアは、さまざまな社会的な矛盾を抱える南米社会を、演劇が変えられるとの信念を貫く。
劇団俳優のパトリシア・アリサは、ガルシアの片腕である。その一方で、コロンビア演劇協会CCTを結成してコロンビアの小劇団運動の拠点を作った。フェミニズム演劇運動の活動家としても知られる。
日本でラテンアメリカ演劇が紹介されることはほとんどない。社会の傷みを見据え、その現実と真剣に向き合う演劇が南米にあることを日本に紹介したいと思う人、南米とは異質の演劇風土に出会うことで彼らが何を語るのかを知りたいと思う人、そうした人たちが委員会を作り、日本演出者協会に働きかけて二人を招聘した。
ラ・カンデラリアホームページ
https://teatrolacandelaria.com/
コロンビア演劇協会CCT

サンティアゴ・ガルシア Santiago García 略歴
1928年ボゴタ市生まれ。コロンビア国立大学およびヨーロッパで建築学を学んだ。1955年、ガルシアはボゴタで開設された佐野碩の演劇学校に参加した。佐野の滞在はわずか3か月であったが、佐野との出会いが演劇に進むきっかけとなったと後年、本人が述べている。コロンビア国立大学、国立演劇学校で教え、劇団を率いた。1966年にラ・カンデラリアの前身となる「文化の家」を創設した。1968年に「テアトロ・ラ・カンデラリア」と名前を変えた。この時期から集団創作に取り組んだ。キューバ、メキシコ、米国、コスタリカ他で舞台演出に招かれた。2012年3月、ガルシアはユネスコの国際演劇協会(ITI)から世界演劇大使に任命された。
https://corporacioncolombianadeteatro.com/sala-seki-sano/ 参照

パトリシア・アリサ Patricia Ariza 略歴
「テアトロ・ラ・カンデラリア」の創始者のひとり。劇作家、俳優、演出家、コロンビア演劇協会代表、平和を構築する
https://corporacioncolombianadeteatro.com/sala-seki-sano/ 参照
Photo Credits
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